Firebase で会員サイト

会員限定の We サイトや、特定の Web ページへのアクセスを制限したいという要望は多い物です。

こうしたサービスを実現するには、サイトへのログイン機能が必要になります。

ログイン機能にはバックエンドが必要

ログイン機能を実現するにはバックエンドが必要になります。バックエンドとは、利用者が Web サイトのアクセスに使うブラウザーではなく、アクセスするサーバー側で処理するサービスです。

サーバー側でログインの処理に必要なユーザー情報やパスワードをデータベースで管理する必要があります。

そのためには、サーバ側にデータベースを準備して、そのアクセスを管理するためのプログラムが必要になります。

つまり、開発する事が多くなるという事になります。

面倒なサーバーの管理

当たり前の事ですが、サーバーにデータベースを作って、データベースのアクセスのプログラムを書くという事はそれだけ手間がかかるという事になります。

会社などでは、専門の担当者を置けば良いので大きな問題にはなりませんが、個人で活動する事の多いフリーランスの場合、自分でやらなければならない仕事が増えてしまいます。

Firebase を使えばフロントエンドの開発に集中できる

Firebase を使えば、そうしたサーバー側の処理は Firebase がやってくれるので、余り仕事を増やさずにすみます。

特に、ログイン機能を実装する場合、ユーザーとパスワードの管理以外にも面倒な処理が必要になります。例えば、パスワードを忘れた場合は、パスワードのリセットが必要になりますし、E-Mail などをログイン情報として使用する場合は、E-Mail アドレスの所有者以外が、他人の E-Mail を利用する場合もあります。E-Mail の所有の確認は必要のない場合もありますが、多くの場合確認した方が利用者を守る事になります。

こうした、細かい機能が予め Firebase では用意されています。

利用できるものは作らない！

すでに、信頼できるサービスが必要な機能を提供している場合、改めてゼロから自分で作るのは開発の効率が下がります。

もちろん、そうした機能を利用するのに高額の使用料を払わなければいけない場合は別ですが、Firebase は無料から利用でます。そう考えると使わない手はないと思いませんか？